サンフレイム(ササファイヤーの12) 第10戦


キャロットクラブ出資愛馬第24号は、ずっと狙っていたササファイヤーの子。

2010年産のマズルファイヤーも狙っていたが、体重が大きすぎて嫌いギリギリで購入せず。しかし、重賞2着に皐月賞7着と大活躍。逃した魚は大きく、今度こそはの気持ちで購入。

父キンシャサノキセキはこの世代がファストクロップで未知数。しかし、母の仔出しと1度お願いしたかった大久保龍志厩舎ということで購入。

・・・にしても、2歳4月になっても残口表示もないくらいの売れ行きの悪さ。あまりに売れないため、馬主都合で早期入厩することに。結局、この無理矢理早期入厩策が功を奏し、4月15日に完売(苦笑)。

クラブ全体でも世代一番目のデビューだったが掛かるしまっすぐに走らないし、追ってもジリジリとしか伸びずに9着大敗。そして何よりもノドなりが深刻。

続く2戦目も4か月ぶりの出走で成長が期待されたが、ノドなりの影響でブービーと大敗。しかし、ノドなりが完治したとしても勝ち負けは無理そうなここまでの走り(T_T)。大物感はゼロ。課題が多く、やってもうた感は満載。実績通りササファイヤー産駒の牝馬は走らないのか。

そしてそんなこんななので一流の大久保龍志厩舎ではお荷物となり放置プレイ。たった2戦で大久保龍志厩舎を去り3月からの新規開業・西村真幸厩舎へ転厩。西村真幸調教師は転厩緒戦にベテランで教育上手の四位洋文騎手を指名。その四位洋文騎手は返し馬で使って良くなりそうな手応えを感じ、逃がして最後まで目一杯に追い切り次走への道筋をつけてくれた。

その次走は優先権が獲れなかったため、芝のレースは諦めダートの出られるレースにねじ込むと宣言。中1週で当初想定されていた牝馬限定戦も結果的にフルゲート割れで出走できたが、超弱面揃いの同日の一般戦に投票。

結果、超弱面に恵まれ走破時計も遅く、平凡以下の内容だったが、優勝!!4戦目にして未勝利を脱出してくれた。未勝利戦は勝つことが何よりも大事。この貴重なチャンスを生かし切ったことに感謝したい。

西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、サンフレイムの名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた。

昇級してからは7着8着程度までだが、後続とはギリギリながらも出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難い。

前々走後、追い切りにて右前脚の深管骨りゅうを発症。長引きそうなのでノーザンファーム空港牧場まで移動しノドの手術も実施。

懸念されていたノドも良くなり、7か月もの休養期間を経たことからパワーアップが期待された復帰戦だったが、全く良いところがなく16着大敗。1度使われてしかもダートに戻り期待された前走も14着と良いところなし。


前走後在厩で調整され4月9日 阪神7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量に出走!!

フルゲート16頭のところに想定数は16頭。信頼できるクラブ公式では”出走可能A”のジャッジで安心。このレースには愛馬グリューヴァィンも川田将雅騎手で出走。

ただし、向こうは勝ち負けだがこちらは出走奨励金確保が目標。邪魔になることはない。

鞍上は最近の西村真幸調教師御用達の小崎綾也騎手。

8着/11番人気。

道中は距離ロスなく回り、なんの不利もなく力を出し切ってのギリギリ出走奨励金圏内確保だが、ここ2戦のシンガリ近辺の大敗からは随分と良化しておりまずは一安心。


レース回顧と時計の分析、レース後の小崎綾也騎手と西村真幸調教師のコメントを掲載。

(2016年4月11日完結)

2016年4月5日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され次走は4月9日 阪神7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量または4月10日 阪神6R 500万下 ダート1200m 混合 定量を予定

 昨年3月開業の西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、その名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた我らが愛馬サンフレイム。昇級してからは7着8着程度までですが、後続とはギリギリながら(汗)も出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難いことです。


 前々走後、追い切りにて右前脚の深管骨りゅうを発症してしまいます。長引きそうでしたので北海道のノーザンファーム空港牧場まで移動。同時に懸念されていたノドの手術も実施しました。

 懸念されていたノドが良くなり、7か月もの休養期間を経たことから成長などパワーアップが期待された復帰初戦の前々走でしたが、行き脚がつかず直線も伸びずで全く良いところがなく16着大敗してしまいます。久々の芝でしたし良い走りをと思っていただけに非常にショックは大きなものでした。続いて勝ち上がった実績のある阪神ダート1200mに出走しますがこれもスピード不足を露呈して14着と大敗してしまいます。

 芝でもダートでも大敗でこうなると短距離では厳しく、ゆったり走れる距離延長か交流戦を目標にしたいところです。


 以下は3月30日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
「先週の競馬は、直線に向いた時にはもう手応えが一杯になり失速してしまいました。物足りない結果となってしまい大変申し訳ありませんが、前半はいいスピードを見せてくれていましたし、長い休み明けを2度使ったことでさらに上積みも見込むことができるでしょう。次走ではもうひと踏ん張りを期待したいと思います。レース後はまだ軽く動かしている程度ですが、特に馬体の傷みなどは見られません。優先権のない立場なので何とも言えないのですが、福島が始まって3場開催になるとメンバーがいくらかバラける可能性もありますし、今のところは来週の競馬から使っていくつもりで調整を進めていきたいと思います」(西村師)4月9日の阪神競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)、もしくは10日の阪神競馬(4歳上500万下・ダ1200m)を目標にしています。

 ということで前走後は在厩で調整され、次走は4月9日 阪神7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量または4月10日 阪神6R 500万下 ダート1200m 混合 定量を予定。

 入れるかどうかもわかりませんが、良いレースに良い騎手で出走したいですね。そして結果もまずは出走奨励金が貰える8着以内を目指したいですね。

これ以降は2016年4月6日に作成

●追い切り情報(4月6日更新)

前走前 3月24日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.2
3F 38.2
2F 24.4
1F 12.0



4月3日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.1
3F 45.2
2F 28.9
1F 14.2


4月6日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 56.0
3F 39.2
2F 25.0
1F 12.5
 4月3日、前走後最初の追い切り時計を計時しました。15−15程度ですが、すでに2度使われていますしこの程度で十分でしょう。水曜日にはもう少し時計を出すのではないでしょうか。

 4月6日、全体の時計は水準以下ですが、終いまで理想的に脚を伸ばし良い動きだと思います。これで長期休養明け3戦目ですし、なんとか格好をつけて欲しいものです。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。全体の時計がゆったりなので高い評価はつけられませんが、すでに2度使われたことを考えるとこのくらいで十分だと思いますし、強めに追えていることも好感です。
 競馬ブックでは”さほど良化なく”、デイリー馬三郎では”やや良化C”とここ2戦の成績も踏まえて低い評価となっております。
 以下は同日(4月6日)更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
「今朝は坂路で追い切りました。中1週の間隔になりますし、今週は終い重点の内容でサッと乗ったのですが、スッと反応してくれて最後までしっかりと伸びてくれていました。前走は着順こそ悪かったものの馬体は少しずつ締まってきましたし、今回も調教の動きは文句ありませんから、変わり身を期待したいと思います。今週は阪神でダート1200mの番組が2つ組まれていますが、想定表を見ると土曜日の牝馬限定戦だと確実に出走できそうな見通しですし、相手関係なども含めて今のところはそちらに回る予定です」(西村師)9日の阪神競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に小崎騎手で出走を予定しています。
 西村真幸先生も動きに関しては文句なしというジャッジのようですし、今回は牝馬限定戦ですからとにかく1つでも上の着に入って欲しいですね。

●気になる出馬想定表(4月9日 阪神7R)

出馬想定表 4月9日 阪神7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量 フルゲート16頭 想定数16頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイファーハート 荻野極  3/26 500万 阪神ダ1400 11 12 13 11 10
アシドベリー 和田竜二  3/12 500万 阪神ダ1200 13
イチザラブ 城戸義政  3/21 500万 中京ダ1400 13 16 10 14 13 16
ウォーターメアヌイ 岩崎翼  3/21 500万 中京ダ1400 14 14 11
エアリーチューン 義英真  3/26 500万 中京芝2000 15 15 16 15 18
エンプレスペスカ 松若風馬  3/26 500万 中京ダ1200 10 13
グリューヴァイン 川田将雅  3/12 500万 中京ダ1200 12 A+
サンフレイム 小崎綾也  3/27 500万 阪神ダ1200 14 11 16 13 B+
サンマルメジャール 戸崎圭太  3/26 500万 中京ダ1200
ティアップブロンド 国分優作  3/26 500万 阪神ダ1400 16 13
テイエムステータス 竹之下智昭 11/07 500万 福島ダ1150 10 11 16
テイエムリヴィエラ ミルコ・デムーロ  3/26 500万 阪神ダ1400
ヒデノヒロイン 福永祐一  1/16 500万 中京ダ1200
ピンクプリンセス  3/15 交流 高知ダ1400 16 15
ボストンビリーヴ 松田大作  3/27 500万 阪神ダ1200
マイティティー  3/26 500万 阪神ダ1400 11 14 10 13

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在16頭出馬想定されています。その内、グリューヴァインとサンフレイムと愛馬2頭が同じレースに想定されています。ただ、どちらもこのレースがベストな条件ですから、ここで出会うのは当然ですし何も懸念していません。信頼できるクラブ公式HPではグリューヴァイン、サンフレイム共”出走可能A”のジャッジです。グリューヴァインは優先出走権がありますので投票すれば出走は確実です。もう1頭の愛馬サンフレイムは中1週ですし是非共牝馬限定戦のここに出たいと思っていましたが、クラブ公式HPで出走可能Aということでどうやら出られそうです。

これ以降は2016年4月7日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 4月9日 阪神7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量 出走数15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイファーハート 荻野極  3/26 500万 阪神ダ1400 11 12 13 11 10
アシドベリー 和田竜二  3/12 500万 阪神ダ1200 13
イチザラブ 城戸義政  3/21 500万 中京ダ1400 13 16 10 14 13 16
ウォーターメアヌイ 岩崎翼  3/21 500万 中京ダ1400 14 14 11
エアリーチューン 義英真  3/26 500万 中京芝2000 15 15 16 15 18
エンプレスペスカ 松若風馬  3/26 500万 中京ダ1200 10 13
グリューヴァイン 川田将雅  3/12 500万 中京ダ1200 12 A+
サンフレイム 小崎綾也  3/27 500万 阪神ダ1200 14 11 16 13 B+
サンマルメジャール 戸崎圭太  3/26 500万 中京ダ1200
ティアップブロンド 国分優作  3/26 500万 阪神ダ1400 16 13
テイエムステータス 竹之下智昭 11/07 500万 福島ダ1150 10 11 16
テイエムリヴィエラ ミルコ・デムーロ  3/26 500万 阪神ダ1400
ヒデノヒロイン 福永祐一  1/16 500万 中京ダ1200
ピンクプリンセス 酒井学  3/15 交流 高知ダ1400 16 15
ボストンビリーヴ 松田大作  3/27 500万 阪神ダ1200

表中 騎手の太字は乗り替わり

ほぼ想定通りで確定しました。優先権持ちだったマイティティーが消えてくれて少し楽なメンバーになりました。

●阪神ダート1200mコース解説

 フルゲート16頭。スタート地点は向正面直線の左端、2コーナー出口。最初の3コーナーまでの距離は342m。スタートしてから200mは平坦で、残り1000mから緩い下り坂。4コーナー出口まで下りが続き、残り200mが急坂となる。最後に坂がある分、京都のダート1200mほど露骨な前残りにはなりにくく、外からの差しが決まる。ただし、短距離戦だけに全体的に見れば逃げ・先行勢が有利。
 枠順は概ねフラットだが、気持ち外がいい。
頭数、脚質やメンバーによって事情が違ってくるのだが、1200mはダートコースのスタートなので枠順にかかわらず、テンのダッシュ力がある馬が先手を奪いやすい。よって、同じ前へ行く馬でも被されるリスクが少ない枠がいい。ただし、コーナー角度はキツイので外目に進路を取る馬は上手く回らないと、外に振られる。
 芝と同じくパワータイプの馬が優勢。前で押し切るにも差すにも馬力が必要。
有利な枠順 8枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント
先行力、パワー
種牡馬ベスト クロフネ、サウスヴィグラス、ファスリエフ、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 福永祐一、浜中俊、川田将雅、幸英明、岩田康誠、武豊
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分14秒1 1分14秒7 1分13秒2 1分13秒1
2歳未勝利 1分14秒1 1分14秒0 1分12秒9 1分13秒4
2歳500万 1分13秒0 1分12秒2 1分12秒6
3歳新馬 1分14秒4 1分14秒0 1分13秒3 1分12秒7
3歳未出走 1分14秒5 1分13秒8 1分12秒2
3歳未勝利 1分13秒9 1分13秒7 1分13秒0 1分13秒3
3歳500万 1分13秒0 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒2
古馬500万 1分12秒7 1分12秒5 1分11秒8 1分11秒9
古馬1000万 1分12秒1 1分11秒7 1分11秒4 1分10秒8
古馬1600万 1分11秒4 1分10秒2 1分10秒9
古馬オープン 1分10秒6

●騎手は小崎綾也騎手 ほっさん評価「C」

 今回のサンフレイムの鞍上は最近の西村真幸先生の御用達・小崎綾也騎手です。先月には同じ西村真幸厩舎の愛馬グルーヴィタイムに騎乗していただきました。サンフレイムへの騎乗は初めてとなります。

 デビュー時は同期の松若風馬騎手と共に将来を背負って立つ素晴らしい逸材が出てきたと思いましたが、度重なる故障での離脱で勝ち数は伸びませんし技術も格段の進化は遂げていません。しかし、元々センスのある期待のできる騎手だと私は思っておりますし愛馬プリュムに乗っていただいた時は満足のいく騎乗ばかりでした。ただ、昨今は徐々に目立たない存在になりつつあり、前回のグルーヴィタイムでの騎乗も馬の能力を引き出すというところまではいかなかったように感じます。
 
 それでも同期の松若風馬騎手と並び将来の期待が大きい若手騎手です。


 2016年4月7日現在、JRA通算61勝、勝率7.0パーセント、連対率14.3パーセントとなかなかのもの。重賞未勝利。昨年(2015年)は14勝、勝率6.1パーセント、連対率15.3パーセント。本年(2016年)はここまで9勝、勝率6.6パーセント、連対率10.3パーセント。


 小崎 綾也(こざき りょうや)は1995年5月13日生まれの20歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター村山明厩舎に所属する3年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。父はJRAの小崎憲調教師。

 2014年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。3月にデビューする予定だったが、免許交付を間近に控えた2月19日、調教中に馬が暴れて頭部が顔面を直撃、眼底骨折の診断で入院しデビューが遅れた。4月19日に村山明厩舎所属騎手としてデビューした。同期には松若風馬、義英真、石川裕紀人、木幡初也、井上敏樹ら新人5人と2度目の騎手免許交付となった柴田未崎がいる。同日、父の管理するケルンフォーティー(11番人気)でJRA初勝利を挙げた。


 2014年デビューの新人騎手6人の2016年4月7日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬  124勝
石川裕紀人  66勝
小崎綾也   61勝
義英真    39勝
井上敏樹  33勝
木幡初也  22勝

 ということで、デビュー時は最も評判の高かった松若風馬騎手と甲乙付けがたい存在だったものの度重なる怪我で勝ち星は遠く及ばないものになりました。

 ほっさん愛馬での成績 (6戦1勝)

 2014年10月12日 プリュム      500万下         京都ダ1400m 5着/8番人気
 2014年11月 2日 プリュム      500万下         福島ダ1150m 2着/4番人気
 2014年11月16日 プリュム      500万下         福島ダ1150m 1着2番人気
 2014年12月 7日 プリュム      鳴海特別 1000万下 中京ダ1200m 6着/10番人気
 2015年 3月14日 プリュム      恵那特別 1000万下 中京ダ1200m 10着/8番人気
 2016年 3月12日 グルーヴィタイム 3歳未勝利        阪神芝1400m 12着/6番人気

これ以降は2016年4月8日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ティアップブロンドはスピードがあり、1ハロン短縮は望むところ。今回も先制可能な組み合わせ。押し切りまで。タメれば終い確実に伸びるグリューヴァイン、久々でも力上位のヒデノヒロイン、1200メートルにも実績があるテイエムリヴィエラも争覇圏。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
サンマルメジャール
ボストンビリーヴ
サンフレイム
グリューヴァイン △△
ティアップブロンド
エンプレスペスカ △△ △△
アシドベリー
ウォーターメアヌイ
テイエムステータス
ピンクプリンセス
テイエムリヴィエラ
ヒデノヒロイン △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
テイエムリヴィエラ 3.4
ティアップブロンド 3.5
グリューヴァイン 3.8
ヒデノヒロイン 7.4
エンプレスペスカ 12.0
サンマルメジャール 13.4
ボストンビリーヴ 16.5
ウォーターメアヌイ 30.6
アシドベリー 30.8
サンフレイム 32.8
ピンクプリンセス 42.1
イチザラブ 47.2
テイエムステータス 49.7
以下50倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グリューヴァイン 74 62 71 74
サンフレイム 69 63 55 48
テイエムリヴィエラ 77 76 68 73
ティアップブロンド 72 63 72 71
ヒデノヒロイン 77 77 71 60
エンプレスペスカ 73 72 73 67


デイリー馬三郎

本紙の見解

「積極策でスピードに磨きをかけてきた◎ティアップブロンドにとって、今回の1Fの短縮は間違いなくプラスに働く。活発な攻め気配で体調面の充実ぶりも目立っている。○テイエムリヴィエラは前走が惜しいA着。再度牝馬限定戦なら。〈浜口〉」

◎ ティアップブロンド
○ テイエムリヴィエラ
▲ グリューヴァイン
× ヒデノヒロイン
☆ エンプレスペスカ
△ サンマルメジャール
△ ボストンビリーヴ
△ アシドベリー


サンフレイムは本紙無印(T_T)


グリューヴァインは全13記者中 ◎(本命)印 3記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 5記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 1記者、無印 1記者

サンフレイムは全13記者中 △(6番手以下評価) 1記者、無印 12記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

サンフレイム(14着)

 「休み明けの前回は体にだいぶ余裕があったために動き切れなかったみたいなのですが、今回は一度叩いて絞れていましたし、道中はいいスピードを見せてくれました。息遣いがもうひとつだったので、まだ中身が完全というわけではなかったのかもしれませんが、ここを使ったことでさらに動けるようになってきそうな感じでしたね。昨年、小倉で一度乗せていただいた時と比べてもパワーがついてるなと思いましたよ」(国分恭介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「久々を使って馬体も絞まってきましたし、気配はかなり良かったと思います。スタートからそれほど無理せずに前へ行けましたし、手応えも良く見えたのですが、最後は一杯になってしまいました。外枠ということもあってどうしても脚を使わされてその分苦しくなったところもあるでしょうし、長い休み明けからこれが2戦目ですから、使いつつもっと動けるようになるはずです」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

サンフレイム

 「ずっと外めを回らされたのがこたえた。出来は上向きでロスなく運べれば。」(川又助手・デイリー馬三郎)

 「2回使ってデキは上向き。今週の動きが良かったので、もう少しやれていいんだけどね。」(西村真幸調教師・競馬ブック)

グリューヴァイン

 「最後は確実に脚を使うしコース変わりも問題ない。うまくさばけるようなら。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)

 「前走はいい競馬をしてくれました。状態は引き続きいいですし、このクラスでは力も上位。メンバーや展開ひとつで。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 勝ち負けの期待の大きい愛馬グリューヴァインと同じレースにサンフレイムが出走することになりました。

 普通なら優勝の席が1つしかないのに愛馬2頭が同じレースに出るのは損と言えますが、グリューヴァインが勝ち負けの期待があるのに対してサンフレイムは長期休養明け復帰2戦が大敗続き。

 まずはここ2戦の最下位付近ではなく、出走奨励金の貰える8着以内に入って欲しいですし、グリューヴァインとは目指すところが違い過ぎますのでこのバッティングは損とは思いません。むしろサンフレイムは中1週で牝馬限定戦に出られたことをラッキーと思います。やはり前走のように牡馬との一般戦では現状歯が立たないですからねぇ。

 なんとか8着以内。掲示板なら万歳です。

これ以降は2016年4月11日に作成

●パドック

 グリューヴァインの馬体重は前走プラス2キロの462キロ。放牧明けですが太目感はなく追い切りの動きの良さそのままに良い気配でした。映像で見える範囲だけでは煩いこともなくこれは勝ち負けできる状態と思いました。

 サンフレイムの馬体重は前走マイナス6キロの486キロ。ここまで来ると少し腹回りがギリギリに感じましたね。ただ長期休養明け3戦目ということもあってか、歩様や気配は良く、これで大敗ならもう無理かもと思えるほどでした。

●レース 

 グリューヴァインは抜群のスタートから行き脚もついて一気にハナへ。さすがに川田将雅騎手、スタートが巧いんですよね。グリューヴァインは出たなりで中位につけて脚を溜める作戦だったと思いますが、このスタートなら馬なりで取れた位置で脚を溜めれば良いでしょう。これまで前につけると終いで脚が渋ってしまっていましたので一抹の不安もありましたが、労せず前が取れてここまでほとんど脚を使っていないわけですから、この位置から最後いつも通りに伸びれば勝ち負けは確実と思いました。

 サンフレイムのスタートはまずまずで、こちらは終いに決め脚がないですし前が取りたい馬でしたが、押っつけても進んで行かず、ズルズルとポジションを下げてしまいます。

 グリューヴァインは2番手、サンフレイムは9番手のポジションとなります。しかし、サンフレイムも前からはそんなに離されておらず、ラチ沿いを距離ロスなく進み、もしかしたら上位もと思わせます。1番人気のテイエムリヴィエラが大きく出遅れて俄然グリューヴァインの戴冠が現実的になります。

 道中はどちらの愛馬も良い手応えで4角ではグリューヴァインは先頭の馬のすぐ外、サンフレイムも最内からと距離ロスなく進み特にグリューヴァインは手応えが良かったですから勝った!!とここでも思いました。サンフレイムはコーナーワークでポジションを上げそうなものですが、逆に内にいるにもかかわらずどんどんと後退。このまま最下位入線かと思いました。しかし、直線に向いて追い出されると渋太く伸びて8着入線。希望通りの出走奨励金を確保してくれました!!

 そして先頭争いのグリューヴァインですが、なかなか逃げた馬との差が詰まりません。最後の最後で相手が失速し捕まえかけますが、そこがゴール!!僅かにクビ差届かずまたも2着になってしまいます。

●時計の評価

 今回のグリューヴァインの走破時計は1分11秒9稍重馬場でした。サンフレイムの走破時計は1分13秒0稍重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分12秒1、重不良馬場で1分11秒1でした。

 サンフレイムは勝ち馬から1秒1離されており、距離ロスなく道中も不利なく走って割りには差があります。しかし、長期休養明けから徐々に内容は良化していますし、8着と目標の出走奨励金圏内を確保してくれましたから、まずは今回は褒めてあげたいと思いますし、所持者としても安心しました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

サンフレイム(8着)

 「できれば2番手から2着に入ったグリューヴァインの後ろぐらいのポジションを取りたかったのですが、もうひとつ行き脚がつがず中途半端なポジションになってしまいました。フワッと力が上に行くような走りをするので、返し馬でもう少しハミを低く取らせるようにしておけばまた違ったかもしれません。申し訳ありません。最後もバテてはいないので、前々で運べればしぶとさを発揮してくれると思います」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「行ければ逃げてもいいという話はしていたのですが、もうひとつ行き脚がつかず後ろの位置取りになってしまいました。最後までバテずにジリジリと脚を使っていたので、思い切ってスタートから出して行っても良かったかもしれません。とはいえ、使いつつレース内容は良くなっていますし、大きな反動がないうちに一度リフレッシュさせて、さらに前進を目指したいと思います」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着本賞金750万円の5パーセントで38万円。特別出走手当が41.2万円。合計79.2万円。1口で割りますと1600円程度になると思います。

 今回は出走奨励金の確保でひと月分の維持管理費程度は稼いでくれました。今後もここが最低限の目標ですね。もちろん、次に狙うは掲示板です。

●今後の展望

 今回距離ロスなく走り、なんの不利もなかった中での8着と決して褒められた走りではありませんが、長期休養明けの2走はまるでダメでしたから、今回の15頭立て8着という結果は一安心です。これで陣営も我々も俄然次走に対するやる気も出てきましたし諦めかけていた気持ちが消えました。

 小倉や北海道などではまだまだ掲示板に載れることもありそうな気がしますしまずはそれを目標に応援していきたいと思います。

●最後に

 長期休養明けの2戦が全然でしたから、このまま大敗続きなら下手をすれば引退の文字が出かねないとハラハラしていましたが、取りあえず今回の走りでまずは今すぐの引退などはなくなったと思います。

 しかし、パンチ不足は明白で、ノドの不安のなくなった今なら距離延長(特にローカルのダート1700m)や地方交流戦も視野に入れて楽な相手と戦いつつ力を付けていって欲しいと思います。

 夏のクラス再編までのあと1勝は大変厳しいでしょうが、まだノーチャンスではありませんし、勝った時と同じように、少ないチャンスを生かして欲しいと思います。

 何よりもまずは故障なく元気でコンスタントに走ってくれればそれで良いんですけどね。

 頑張れサンフレイム!!諦めず応援しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2016年4月5日立ち上げ 6日、7日、8日、9日、11日加筆
サンフレイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2016年 3月27日 第9戦 500万下 阪神ダ1200m (14着/11番人気)

2016年 3月 5日 第8戦 500万下 小倉芝1200m (16着/12番人気)

2015年 8月 8日 第7戦 500万下 小倉ダ1000m (8着/5番人気)

2015年 8月 1日 第6戦 500万下 小倉ダ1000m (7着/11番人気)

2015年 5月 3日 第5戦 3歳500万下 京都ダ1200m (13着/13番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2015年 3月28日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (1着/3番人気)

2015年 3月15日 第3戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (8着/6番人気)

2014年10月26日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (13着/8番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2014年 6月14日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1400m (9着/3番人気)

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る